環境の大切さと課題
私の座右の銘(?)に「努力は環境」というものがあります。
つまり、努力をするためには、“努力できる環境を整える能力”が必要であるということです。
このような考えを形成したのは、高校の先生の言葉と、『かぐや様は告らせたい』(赤坂アカ)の影響が大きいです。
まず、高校の先生ですが、授業中にこんなことを言いました。
「あなたたちがA高校(地域でトップレベルに偏差値の高い高校)に行ったら、勉強についていけると思いますか?」
私は、「そんなことは無理だ。」と思いましたが、先生は続けます。
「ついていける。環境が違うから。周りが休み時間にも勉強しているような環境に置かれれば、自ずと勉強するようになる。」と。
いやいや、一度学べばある程度理解することのできる頭脳を持った人がA高校に進学するのだから、休み時間に勉強しているような状況はないんじゃないか、とも思いましたが、自分の置かれる(自分を置く)環境の大切さについて意識するようになったのはこのときだと今になって思います。
そして、「かぐや様は告らせたい」ですが、第198話「四宮かぐやの無理難題「燕の子安貝」編⑥」(単行本20巻)でのシーンです。
四宮かぐやが石上優の定期試験の成績を上げさせようと奔走する話なのですが、こんなセリフがあります。(すべてかぐやのセリフ)
「モチベーションコントロールの重要さを軽視しては駄目」
「ドラマティックな展開になれば人は変わるなんてそんな根性論を私は一切認めていないわ」
「自分の感情を信頼するのはやめなさい」
「人の行動をコントロールするのはいつだって環境」
「自分の目標を達成出来る環境を自ら設置する能力こそが何より重要」
これを読んだことが決定打となり、「努力は環境」という思想が私の中に強く根付きました。
(アカ先生の考えはかなり好きで、他作品でも共感できることが数多くあります。『推しの子』や『恋愛代行』をぜひ読んでみてください!)
・では、どのような環境を設定するのか。
自身の努力できる環境は人それぞれだと思いますが、私の場合は、
①比較的静かであること
②ある程度人目があること(監視されているような環境をつくりたい)
③作業以外にすることが無いこと
の3つが特に重要です。
これを満たすためによく(というかほとんど)利用しているのは、図書館です。
大学の図書館は比較的遅くまで開館しているので最高だと感じます。
・なにが問題か
それは、作業するにあたりPCが必須になっていること、そして、図書館にはWi-Fiが飛んでいること、です。
資格取得にもオンラインの学習サービスを利用するようになったので、ネット環境が必須です。
これがなぜ問題か。私が努力できる環境の③「作業以外にすることがないこと」が満たされない状態となってしまうのです。
PCでブラウザを開いて学習する、ふと気になること(勉強に関係ないこと、趣味のこととか)を検索する、そのままネットサーフィンしてしまう、といった感じですね。
こんな感じで脱線を繰り返してしまうことが多々あります。
・思うこと
「現代社会は誘惑が多すぎる」これに尽きます。
社会が便利で豊かになる反面、自身を高めていくには自分を律する強い意志が必要になると最近はかなり思うようになりました。
精神論になってしまって元も子もないですが、結局はここに行きつくのかなと感じます。
では、自分を律するにはどうすればよいのか。これはまだわかりません。今後生活していくなかで身につけることができるのか、それとも「自分を律することが必要になる」と強く思うことでできるようになるのか。いずれにしろ何かを掴めるように日々を過ごしたいですね。
・まとめ
「努力は環境」これは絶対。努力できる環境を整える能力こそ重要。
しかし、現代社会は便利になる反面、環境を整えることが難しくなっている。
結局は、自分を律する強い意志が必要になる。常日頃から意識的に行動することが求められる。
以上です。何とも言えないまとめになりましたが、今後も考え続けていきたいと思います。